【報告】夏休みワークショップ「みんなで撮ろう!コマどりアニメーション」
2017年8月26 日更新
8月11日(金・祝)、12日(土)に夏休みワークショップ「みんなで撮ろう!コマどりアニメーション」を開催しました。
コマどりアニメーションとは、デジタルカメラで一枚ずつ撮影した写真をつなぎ合わせて作るアニメーションのことです。
今回は自分の身体や日用品などの小道具を使って、参加者の方にアイデアを考えてもらい、グループで撮影を行いました。
撮影は、滋賀県立栗東高等学校美術科で日々、デザインや油絵などの美術の勉強をされている、8名の高校生のお兄さん、お姉さんのボランティアスタッフがそれぞれのグループに入ってサポートしてくださいます。
まず、はじめにボランティアスタッフの栗東高校美術科のみなさんが撮影してくださった見本の作品を見て、イメージを膨らませます。
次に、グループでアイデア会議です。一人では思い浮かばないようなアイデアがどんどん膨らんでいきます。
絵コンテを描いて、撮影時のイメージを話し合っているグループもありました。
そしていよいよ撮影開始!
各グループ、展示室、ロビー、中庭など様々な場所で思い思いに撮影を進めておられました。
こちらはロビーをカーレースのコースに見立てて、人間ゴーカートです!
ハンドルを持って座って、パシャッ! 少し進んでまた、パシャッ!
高校生スタッフのお兄さん、お姉さんがやさしくアドバイスをしてくれたり、撮影をサポートしてくれます。
よく見るとハンドルは、小道具コーナーにあった丸盆にガムテープで作られています!お見事です!
中庭での撮影の様子。みんなで協力して楽しそうですね!
みなさん用意された日用品などを組み合わせて、自由自在に小道具を作っておられます!
ワークショップの後半は参加者全員でホールの客席を使って作品撮影を行いました!
広い客席を縦横無尽に移動しながらポーズをとっていきます。
全部で80カットほどある地道な撮影でしたが、面白いポーズに笑いながら、みなさん笑顔で撮影を楽しんでおられました。
グループの作品、参加者全員の作品を撮り終えて1日目のワークショップは終了。
参加者からは「魔法使いになったみたいで楽しかった!」や「アイデアが思い浮かばない時も友達と一緒に考えたり、協力して撮影ができてよかった!」などの感想がありました。
さて2日目の12日(土)はホールで完成作品の上映会です。
「3・2・1!」と声を合わせてみんなでカウントダウンをして、それぞれのグループの作品を順番に鑑賞していきました。
作品の上映の後は、作者のみなさんにステージに上がってもらい「工夫したところ」や「みどころ」を発表してもらいました。
少し恥ずかしそうにしながらも、がんばって撮影した作品を誇らしげに発表する参加者の皆さんの姿が印象的でした。
最後は、表彰式を行い、参加者のみなさんには表彰状が手渡されました。
参加者のみなさんには後日、完成作品を収録したDVDをお送りしました。
「夏休みの作品として学校に提出する!」とおっしゃっていた方がたくさんおられました。
参加者のみなさん、栗東高校美術科のスタッフのみなさん、2日間おつかれさまでした!ありがとうございました!