ネイチャーキッズ第3回『山の動物たち』 in 永源寺 11/23開催しました
2013年11月26 日更新
小学生チャレンジ「ネイチャーキッズ」東近江をかけぬけよう愛東~永源寺編 第3回を11月23日に開催しました。
今回は、自然と動物のことを考えてみようということで、永源寺の池田牧場と愛郷の森を訪ねました。小学生1~6年生と保護者含め約40人の参加がありました。
紅葉の永源寺 池田牧場に飼われている動物たちを見学します。
牧場の羽田真樹子さんより、池田牧場のできた経緯や、ジェラートがうまれた理由、飼っている動物のことなどについて話を聞きました。
次に、遊歩道を通って愛郷の森へおります。 ここでは、森の整備をしている小寺盛夫さんから、鹿に仕掛けるワナについて話を聞きました。
こんな風に、シカが足をふみいれると、ワナが閉まって逃げられなくなる と、実演をまじえながらの解説に、みんなは興味しんしん!
「どれぐらいとれるんですか?」「とった鹿はどうするのですか?」「いつが一番とれるんですか?」
小寺さんに次々と、小学生のみんなが質問をします。
鹿やいのししやサルなどが山から降りて来て、人間の育てる野菜や、植樹した木の苗などを食べてしまう話や、朝早く、愛郷の森を歩くと、鹿のフンがいっぱいころがってるよ!という話などに、熱心に耳をかたむけます。
そして次に、河川敷へ移動します。
今日参加してもらった、動物園の飼育員になるための勉強をしている学生5人が「自然と動物の関係」についてゲームをしながら楽しく解説してくれました。
簡単なクイズ形式のアンケートをして森にすむ動物のことを考えます。
ゲームは、タヌキ役になる人と、自然の食べ物の役になる人などにわかれて、鬼ごっこのような簡単なゲームですが、これをグラフにあらわすとびっくり!
タヌキが増えると食べ物が減り、タヌキが減ると食べ物が増えるようすがよくわかります。そして、車役の人と、ビルの役の人が加わり、さらにゲームをすると、人間がつくりだす車やビルのせいでタヌキがいなくなってしまうことが、ゲームを通じてわかります。
低学年のひとたちには少し難しかったかもしれませんが、自然といきもののバランスがとてもよくわかり、自然を大切に守り育てることが、いきものの命を守ることになるということを、少しでもわかってもらえたかな!
天候にも恵まれ、さわやかな秋晴れと紅葉の中で、自然とふれあいながら動物のことを学ぶ時間となりました。
ご協力いただいた、池田牧場、愛郷の森、大阪コミュニケーションアート専門学校の皆さん、どうもありがとうございました。
次回は2月に開催予定「発見!お味噌のパワー」です。 おたのしみに!