ライフロング協力による巡回講演(2回公演)ひとり読み語り芝居「父と暮せば」の第1回を、2月14日(日)に平田地区人権のつどいで上演していただきました。

　すてきな公演チラシです！
　井上ひさし原作による物語「父と暮せば」は原爆投下３年後の広島が舞台です。
図書館に勤める生き残った美津江の前に死んだはずの父・竹造があらわれ笑いと涙で親子が対話する四日間の物語。
　演ずるのは愛知県の天のたつしさん(松風の会)です。

　セッティングが整い、午後１時３０分からスタートです。
まず平田地区人権のまちづくり協議会会長の開会あいさつがあります。

　この日は平田地区以外にも近隣の地区からの参加者を含め８１人が集まってくださいました。
　いよいよ天のさんの公演です。

　原作の台詞をそのまま感情をこめて語られるひとり読み語り芝居にどんどん引き込まれていく皆さん。

　生き残ったものの思い、生きられなかったものの思い、生きることの意味、親子の深い愛情と絆を感じる８０分の公演は感動のうちに幕を閉じました。

★この日のアンケートから皆様の声を紹介します。
・内容を知っていれば子どもをつれてきたと
　思いました。(30代女性)
・すごく熱のこもった講演で感動しました。
　もっと聞いていたくなりました。ありがと
　うございます。(40代男性)

・一人で素晴らしく分かりやすい物語が大変
　興味深かった。原爆の話はいろいろ今まで
　聞いていたが、その後のことを考えること
　がなかった。(40代)
・戦争を知らない世代の人間ですが、原爆の
　情景が目の前に浮かんで、心がしめつけら
　れる様でした。(50代女性)

・すごくいい一人芝居でした。戦争を知らない
　私ですが、心に響きました。ありがとうござ
　います。(50代女性)
・本当にありがとうございました。非常なる熱
　演ありがとうございます。見させていただき
　ながら"はだしのゲン"を思い出しました。今
　の政治も非常に危険な方向へと進んでいます｡
　我々の手でストップしなければと考えます。
　(60代男性)

・人間の心の叫びとも受け取れました。生きて
　いくうえで何か熱狂したいものを探して今後
　につなげたら良いと思う。(60代男性)
・どんなに戦争のない平和が大切かわかりまし
　た。親の愛情のありがたさが身にしみました｡
　(60代女性)

・大変感動しました。(60代男性)
・父の娘に対する気持ちがよく伝わってきました。
　生きる大切さを感じました。(60代女性)
・「母と暮せば」の映画を見たり、今日の「一人
　芝居」といい、戦争のむごさを感じさせていた
　だきました。(60代女性)

・改めて平和について考えさせられました。こう
　いう催しをまたしてください。(60代女性)
・読み語りの熱演はめずらしくて、良かったです。
　(60代女性)

・迫力せまる語り部のお話を聞いていると、自分
　がまだ生まれてない時代が想像されて、その当
　時の苦しみや悲しみがよくわかり、今の時代で
　は考えられないかもしれないと思う。
　今のこの世の中で、このような親子の情愛があ
　るでしょうか。何が起こってもすぐ風化されて
　いくこの世をあまり幸せとは言えないと思う。
　(60代女性)

・生きのびた喜びを次の人に伝える、正しく伝え
　ることが大切と思います。(60代男性)
・熱演に感激。(70代男性)

・日清→日露→日中→２次大戦、一連のものであ
　る。自己防衛→冷戦となる。２次大戦の軍部、
　国民のあり方を考えよう。日中戦争では加害者
　であり、２次大戦では被害者となり国土の破壊
　となった。戦争法案これで平和になるのかな。
　(70代男性)

・20才頃に広島に行った時のことを思い出し切な
　くなりました。良いお話をありがとうございま
　した。(70代)
・父と娘の絆というか、これからの若者にわかっ
　てほしいと思います。(70代女性)
・一人芝居、広島原爆生き残りの対話、人間の幸
　を尊さを教えられた。(80代男性)

他にもたくさんの感想をいただきました。ありがとうございます。

　さて、この「父と暮らせば」ですが、2月27日(日)に玉緒地区の人権講演として玉緒コミュニティセンターでも上演していただきます。興味のある方はどなたでもご覧いただけますのでぜひ会場へお越しください。
　天のたつしさん■「松風の会」の詳細はこちらからご覧ください。

　講演へのお問い合わせはライフロングまで