ライフロング講演会「動けば変わる」~春を呼ぶ湖東コミュニティセンターミニイベント(ステージ発表)とともに開催しました!
2015年3月6 日更新
3月1日(日)午後、ライフロング講演会「動けば変わる~ふるさとの自然を守り、いのちを守るために」を開催しました。
毎年湖東コミュニティセンターおよび湖東地区自治会連合会と共催で行っている講演会ですが、今回は湖東コミュニティセンターミニイベントも一緒に盛りだくさんのメニューでの開催となりました。
湖東コミュニティセンターの講座「さざんか学習講座」の中から「三味線に挑戦」「コーラスに挑戦」「フラダンス教室」のみなさんのステージ発表からスタートです♪
「三味線に挑戦」と「コーラスに挑戦」合同での発表は、「荒城の月」「春の小川」「ふるさと」「黒田節」
軽快な三味線の音色に素敵な歌が加わって4曲を演奏。
次に、「コーラスに挑戦」の皆さんが春の曲の童謡や唱歌を集めた合唱曲を披露されます。この教室は今年度からスタートした新しい教室です。
ステージの最後は、こちらも今年度新しく開講された「フラダンス教室」の受講生のみなさん。ハワイアンの曲に乗って月や星や自然をあらわすフラのダンスで会場を魅了されました。
その他、文化講座の作品も展示しました。さざんか学習講座から、押し花アート教室、新春書初め教室、ガーデニング。
そしてライフロング湖東会場の講座「デジタルカメラステップアップコース」「写真アート教室」「ゆる文字講座」「水墨画教室」の作品の数々を楽しんでいただきます。
さて、講演会の講師にお迎えしたのは、NPOまつもとこども留学基金理事長 植木宏さん
植木さんは福島出身で、環境を守る活動をされている中、3.11の震災と原発事故のあと家族で松本へ移住し、福島のこどもたちをはじめ命を守る活動に全身全霊を込めて動いておられます。
4年がたとうとしている震災のことを忘れないためにと冒頭で流された映像で、会場にはあのときの衝撃や感覚が戻ってきたような空気が流れます。
そして、4年間のなかで何がすすみ、何がすすんでいないのか、あるいは今の活動を始めるに至った経緯や思い、あるいは報道だけでは知りえない現地のこどもたちの現状や、こどもたちを取り巻く環境のことなど、様々な方面から伝えてくださいました。
植木さんが理事長を務める「まつもとこども留学基金」では、福島のこどもたちを松本の自然の中で疎開保養受入する活動を続けておられます。自然の中で生きることがこどもたちのいのちを守ること!今回はその思いが会場にも伝わり、120名を超える参加者のみなさんから温かい心のこもった募金も集まりました。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございます。
会場内には、今回同じように滋賀県高島市で福島のこどもたちを受け入れる「びわこ1・2・3キャンプ」を実施する環境団体「ネットワークあすのわ」さんの展示ブースも!
講演の最後には代表の藤本さんからもキャンプ開催の思いを少しだけ語っていただきました。
同じく高島市で自然環境の中で自給自足の生活を目指す「志我の里」「FEC自給圏ネットワーク」さんにもロケットストーブ展示などをお願いしました。
まだまだメニュー満載のこの日、スペシャルゲストは昨年この場で講演していただいた、三線☆筆人(さんしんひったー)ふみんちゅさんの筆文字コーナー。
植木さんへ、ふみんちゅさんからとても素敵な言葉が!そして笑顔のツーショットです。
今回の講演を共催していただいた湖東地区自治会連合会さま、湖東コミュニティセンターさま、ありがとうございました。
今年度のライフロング講演会はこれで終了となります。また平成27年度も市内のコミュニティセンターを会場にした講演会で皆様にお会いできることを楽しみにしています。