「お母さん ぼく星になったよ」★ライフロング講演会 朗読のひろばを開催しました
2014年11月12 日更新
ライフロング講演会 朗読のひろば「いのちあること~お母さん、ぼく星になったよ」
石川県白山市より絵本作家、白潟美栄子さんを東近江市にお迎えしての巡回講演会を開催しました。
「お母さん ぼく あした死ぬよ
ありがとう いつも いっしょにいてくれて
ありがとう ぼく お母さんの子どもでうれしかったよ
ありがとう いっぱい愛してくれて ありがとう」
18歳の息子「翔弥くん」を、ある朝突然失った白潟さん
悲しみにくれていたとき、光の中で息子のメッセージを受けとった白潟さんが
描き記した絵本「お母さん ぼく星になったよ」
白潟さんのいのちの講演を、まず10月23日(木)八日市コミュニティセンターとの共催で開催しました。
子育て講演会として開催した講演に、八日市地区子育て支援サークル「ぽっぷ八日市」の皆さんが託児ボランティアとして参加してくださいました。
この日、10月23日は奇しくも翔弥さんの誕生日とのこと、ご縁の不思議さに感動を覚えます。
白潟さんの絵本の朗読が始まると会場は静まり返ります。
心の奥深くに、強く優しく言葉がしみわたります。
講演後には親子で参加されたひとりのお母さんが涙を浮かべて白潟さんに話しかけられていました。
この日の午後は、市内コミュニティセンター14館の職員会議が平田コミュニティセンターで開催されたので、白潟さんを紹介するとともに、絵本の朗読をしていただきました。
翌日10月24日(金)は、続けて市辺コミュニティセンターでの講演です。
この日は、市辺、中野コミュニティセンターの合同事業との共催で開催しました。
会場スタッフの方々の熱心な案内で31名のみなさんが参加してくださいました。
我が子を突然失う悲しみを乗り越え、すべてを包み込むように話される白潟さんの講演に、以下のような声をいただきました。
「とてもいいお話が聞けて、本当にありがとうございました。今までのこどもに対しての見方が変わりました。ほんと生きていてくれる(そばにいてくれる)こと、その当たり前のことに感謝をしなければならないんだと思います。」
「とても優しい気持ちになりました。こどもたちにも読んであげたい本だと思いました。」
「お話してくださること全てが心に残りました。毎日の子育ての中で、怒ったり困らせてくれたりする全てが幸せなんだと思いました。ありがとうございました。」
2日間の東近江市での講演を終えられた白潟さん。またご縁があることを願っています。
2日間で66名の方に聞いていただく事ができました。
次のライフロング講演会は11月28日~29日に市内3会場(参加無料)で「虐待から学ぶ、幸せの扉を開く鍵」を開催いたします。
詳しくはライフロングにお問い合わせください。
★参加者のアンケートをご紹介します★
・自分も小さなこどもがいますので、毎日なにげなく生活していますが、その
ことがそれだけで幸せだなと感じました。
・当たり前の生活の大切さを感じました。
・こどものことを大切にしたい気持ちになりました。作者はこれからもこども
のために長生きしてください。それがこどもの供養だと思う。
・胸がいっぱいになりました。ありがとうございました。お母さんのやさしさ、
素晴らしさ、いっぱいメッセージをもらえました。
・心に残るすばらしいお話でした。
・とてもいいお話が聞けて、本当にありがとうございました。今までのこども
に対しての見方が変わりました。
ほんと生きていてくれる(そばにいてくれる)こと、その当たり前のことに
感謝をしなければならないんだと思います。
とても優しい気持ちになりました。こどもたちにも読んであげたい本だと思
いました。
・お話してくださること全てが心に残りました。毎日の子育ての中で、怒った
り困らせてくれたりする全てが幸せなんだと思いました。
ありがとうございました。
・一人息子さんをなくされて悲しい中、このような心に残るお話をありがとう
ございました。
・生きづらさを感じながらも、18年という時間を地上で精一杯生き切った翔
弥くんと、それを一緒に見守り続けた美栄子さんの濃密な経験は筆舌につく
しがたいのだろうなと感じ、本当に心から尊敬の念を覚えます。
何度聞いても涙し、聞くたびにパワーアップされる美栄子さん。今後とも、
どうぞよろしくお願いします。スタッフの皆さんありがとうございました。
・とても感動しました。心が洗われるような清々しい気持ちになりました。
・タイトルから涙なくして聞く事が出来ないと思っていました。案の定、涙腺
のバルブが少しゆるみました。
朗読での言葉力は想像力を掻き立てるものだと再発見できました。演出とし
ては会場を暗くして朗読者へスポット照明がより効果的。