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小学生チャレンジ☆ネイチャーキッズ第1回 発見!極小サイズのトンボたち

2014715 日更新

小学生チャレンジ☆ネイチャーキッズの第1回を7月12日(土)に開催しました。

ネイチャーキッ3年目になる今年度は八日市~蒲生方面を中心に4回の自然体験を開催します。
(ちなみに初年度は八日市~能登川方面、昨年度は愛東~永源寺方面でした。)

今回のテーマは「発見!わずか15ミリ極小サイズのトンボたち!」
世界最小といわれる「ハッチョウトンボ」が生息している蒲生地区稲垂町での観察です。

まずは蒲生コミュニティセンターへ集合し、今回の観察で見られるであろうトンボたちを事前学習しました。
講師はトンボ博士の澤田弘行さんです。

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澤田さんが撮影しためずらしいトンボの画像をみながらお話を聞きます。
ハッチョウトンボは五円玉ぐらいの極小サイズのトンボです。その他にもシオカラトンボやイトトンボなどたくさんのトンボを学習してから稲垂町の観察場所へ移動しました。

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「あ、いるいる」「とんでる!」「つかまえた!」
画像でも説明があったチョウトンボがいました。
羽が大きくてきれいに光って、ひらひらとチョウのようにとんでいるトンボです。

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そしていよいよハッチョウトンボのいる湿地へと歩いて移動。

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湿地へ着くとこどもたちもすぐに見つけられるぐらいたくさん飛んでいます!
「こんなにたくさんいるんですね」と一緒に参加した保護者の方々もびっくり。
つかまえて虫かごにいれて様子を観察します。

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「ほらほら、指にとまったよ~!」
指の先に真っ赤なハッチョウトンボがとまってくれました。

この日、見られたトンボはハッチョウトンボの他に、チョウトンボ、シオカラトンボ、マユタテアカネ、ハラビロトンボなど10種類でした。

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この湿地には食虫植物とよばれる虫を食べる植物も見つけることができます。
いっぱいのトンボを観察したあと、澤田さんから「ハッチョウトンボは逃がしてあげて!持って帰ってもこういう湿地でないと生きられないから。」というアナウンス。

生きているものはみんな大切な命を持っていることをわかってもらいます。
(でも、こういう体験教室にきてくれるこどもたちは既にちゃんとわかっているようです。)
みんなは虫かごからすぐにトンボたちを逃がしてあげてくれました。

トンボ観察を通じて自然に興味をもって、自然を大事にしてトンボたちが生きる環境を守ることを最後のまとめにして第1回を終了しました。

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ネイチャーキッズ第2回は8月10日(日)「小学生にもできる農場体験 収穫野菜でピザソースを作ろう!」です。
今からでもネイチャーキッズに参加したい小学生は、八日市文化芸術会館へお申込みください!(定員あります。第3回:11月 森の散策と不思議なものづくり 第4回:12月14日 ガリ版ってなんだ)

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