3月2日(日)午後1時30分から、湖東コミュニティセンターにおいてライフロング講演会「唄の力、言葉の力、生きる力～見つめようふるさとの自然、三線の音楽とともに」を、湖東地区自治会連合会と湖東コミュニティセンターとの三者共催で開催しました。

　会場の湖東コミュニティセンターには、三線☆筆人（さんしんひったー）ふみんちゅさんの講演とスペシャルライブを聞こうと140名近くのみなさんがご来場くださいました。

　大阪から滋賀県高島に移住し、パートナーである池田卓矢さんと「志我の里」を立ち上げ、自然の中で自給自足を始めた「ふみんちゅ」こと池田文子さん。
　書道部であったことから、筆で想いを伝えるアーティストとしても活動中。また沖縄出身の「まーちゃんバンド」に参加していたことから、沖縄の楽器、三線での演奏をしながら自然とともに生きることを伝える講演活動も各地で行っておられます。
　まずは大きな筆で巨大書き下ろしパフォーマンス！　ネーネーズが歌う「平和の琉歌」が会場に流れ、いっぱいのお客様が見つめる中、筆に想いを託します。

　会場の後方には2月9日のライフロング講演会で書家の伊藤潤一さんと会場のみなさんが作った書き下ろし作品も展示しました。この中に湖東の小学生木澤さんが「めざせリスト！」と自分の夢を筆にのせて書いてくれているからです。

　できあがった７ｍの作品がつりさげられたステージで、次はふみんちゅさんの講演です。

　高島へ移住してきた経緯や、木々を薪にして暖をとったり自然の中で自然とともに暮らすこと、食と農と生活をつなげる大切さを語っていただきました。

　そして、三線ライブです！　今回はサポートメンバーとしてギター西本賢さんとの演奏です。

　さらに沖縄のブドゥリ太鼓のメンバー2人も加わり、「てぃんさぐぬ花」「島唄」「琵琶湖周航の歌」など約40分の楽しいライブを楽しんでいただきました。

　講演後、ふみんちゅさんの書いてくれるオリジナルメッセージを希望する人がたくさん並ばれました。
　またパートナー池田卓矢さんと志我の里のメンバーが広めているロケットストーブの展示にも、たくさんの人が興味深く集まって話を聞いておられました。

　ライフロング講演会の書き下ろし作品は、しばらく湖東コミュニティセンター多目的ホールで見ることができます。
ぜひご来館ください。

　ふみんちゅさん、素敵な時間をありがとうございました。ご来場いただきました皆さん、どうもありがとうございました。