【報告】第8回音楽を感じるアウトリーチ事業
2018年6月15 日更新
今年で8年目の「音楽を楽しむアウトリーチ事業」の報告です。
小学4年生を対象とし、東近江市内の4つの小学校に2日間にわたりお伺いしました。
初日の6月13日(水)の午前中に能登川西小学校、午後に能登川北小学校へ。
そして、翌日6月14日(木)は午前中に愛東北小学校、午後に市原小学校にて開催しました。
今年はオーボエ奏者の田中佑美(たなか ゆみ)さんとヴァイオリニストの渡辺優貴(わたなべ ゆき)さん、ピアニストの宝本あずさ(たからもと あずさ)さんの3名をお迎えして、それぞれの楽器や音楽についてお話をして頂きました。
オーボエの部品の数やヴァイオリンの魂柱の話、そしてピアノの歴史の話などを織り交ぜながら、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」やフリッツ・クライスラーの「美しきロスマリン」など多くのクラシック曲を通して、楽器の音色がより魅力的に感じられたのではないかと思います。
子供達も知っている曲が聴こえてくると小声で「この曲知ってる!」と呟いたり、アメリカンジャズ風にアレンジされた「茶色の小瓶」のときにはテンポに合わせて手を叩いたりする子ども達もいてとても楽しそうでした。
その後はパッヘルベルの「カノン」を皆で聴きながら、どこまで輪唱についていけるかチャレンジしました。
輪唱で頭を使った後は、リフレッシュも兼ねて世界旅行へと出かけました。
各国の音楽と写真を照らし合わせて、その国の雰囲気を感じました。
最後に各学校の音楽の授業で歌われている曲を皆で合唱してアウトリーチの授業は終了しました。
校長先生をはじめ、学校の先生方たいへんお世話になりました。ありがとうございました。