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東近江市にゆかりのある芸術家シリーズVol.10 大舩真言展 粒子の気色

2019119日(土)~2月3日(日)9:00~17:00(入場は16:30迄)月曜休館・入場無料

1977年に大阪で生まれ滋賀に育ち、2004年から五個荘で作品制作を行われている美術作家大舩真言の作品を紹介します。大舩氏は鉱物や天然石などの自然由来の素材を用いて作品を制作し、時間や空間を密接に関係させ作品を構成します。国内外の美術館他、寺社や古い建築の中などで展示を展開されることも大舩氏のひとつの特徴で、その活動フィールドは、フランスやポーランドなど海外にも及びます。大舩氏の作品は日本画材を使い、絵画表現をベースにしていながらも、その印象は「日本画」「絵画」のイメージを覆します。近年では2016年に文化庁海外研修員としてパリに滞在し、聖メリー教会で個展を開催、歴史ある空間と呼応するように作品が佇みます。鉱物や天然石を砕いて作られた、粒子状の岩絵具を重ねることで生み出された作品は、空間に置かれ光・空気・時間・天候などと結びつくことで大きな循環を経ているようにさえ感じます。本展では自然の体感を波動として捉らえたWAVEシリーズを中心に、国内初展示の7m50cmに及ぶ大作や、東近江市で入手した素材で制作された新作を展示します。大舩氏が構成する繊細かつダイナミックな展示空間では、唯一無二の鑑賞体験が生れることと思います。

大舩 真言 おおふね まこと
1977年 大阪府生まれ
2000年 京都教育大学特修美術科日本画専攻卒業
2001年 同大学研究科修了
2016年 文化庁新進芸術家海外研修員としてパリに滞在

2012年 BIWAKOビエンナーレ2012村雲御所 瑞龍寺門跡(滋賀)
2015年 VOID/Raw 上賀茂神社、下鴨神社(京都)*同時開催展示
2017年 個展/WAVE YOSHII GALLERY(ニューヨーク)
2018年 ジャポニズム2018公式企画参加 フィルハーモニー・ド・パリ(パリ)

(画像)大舩展チラシ表.jpg
20190119(画像)大舩展チラシ裏.jpg

公演名
東近江市にゆかりのある芸術家シリーズVol.10 大舩真言展 粒子の気色
開催日時
2019年1月19日(土)~2月3日(日)9:00~17:00(入場は16:30迄)月曜休館・入場無料
会場
八日市文化芸術会館 展示室
入場
無料
主催
公益財団法人東近江地域振興事業団、大舩真言展実行委員会
協力
滋賀県立近代美術館、大光電機株式会社、花文造園土木株式会社、谷田畳店、株式会社ツジトミ
後援
東近江市、東近江市教育委員会、(株)報知新聞社、東近江ケーブルネットワーク(株)、京都新聞、びわ湖放送株式会社、株式会社エフエム滋賀